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FAI Tan2やFAI TSSはトルクが出ないからと未だに古いFAI gray(灰色)を探して使っている人が居るので、現在のFAI TSSが優れていることを説得するために(張力ではなく)トルクの比較測定を行ないました。(TSS: Tan Super Sport)
テストピース:
年月不明のFAI gray 1/8" 25cm (1.51グラム)
年月不明のFAI TSS 1/8" 25cm (1.62グラム)
どちらも25cmのゴムをループにしてgray(赤)は500回巻き、TSS(青)は1000回巻きして50回巻き戻し毎にトルクを測定したグラフを示します。
縦軸はトルクで1目盛が約3.9gw*cmです。横軸は巻き数です。例えばgrayの場合フル巻きのトルクは12、プロペラが50回回転するとトルクは8に低下し、500回回転でトルク0になります。
両者を比較すると最初の500回転ではトルクは殆ど同じ、僅かにgrayのトルクが大きくなっています。TSSでは残りの500回転でも十分なトルクを維持しています。グラフから見てTSSがgrayより優れているのは明らかです。
グラフの下の面積(放出エネルギーに相当)を比較してみるとgrayが2400、TSSが3475でTSSの放出エネルギーはgrayの1.45倍です。
二つのテストピースの重量から分る様に実はTSSの方が少し太くなっています。トルクの比較ではこの太さの影響を加味するのが正確ですが、今回は省略しました。トルクはゴムの断面積の1.5乗に比例しますから、(1.51/1.62)^1.5=0.900つまりTSSのトルクを1割差し引いて比較するのが正確です。
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